願いを込めて。新月&夏至
~New Moon~
昨日は、
一年で最も日照時間の長い夏至と重なった
新月でした。
時同じくして
金環日食でもあったようです。
神秘的な巡り合わせに気持ちも寛容になりました。
自然の一部であるわたしたち。
空の変化や
太陽・月の動きに意識を向けたり
満ち欠けに興味をもつことを習慣にすると
昨日のような想像力の働く日は
なぜかワクワクしてならない。
天体の知識があるわけじゃないけれど
宇宙や自然の一部という概念を
すんなり受け取れたyogaとの出会いの時から
日々の出来事の捉え方がわたしは大きく変わった。
人は意識で成り立っている。
自分自身を知ることのスタートは
そこからになる。
当たり前の有難さは
暮らしの不自由さを感じると知る。
停電や断水が起きると
電気や水が供給されてる生活が
なんとも有難いと思う。
今のコロナも同じ。
コロナによってこれまでの当たり前が覆された。
親しい人と屈託なく触れ合ったり
おしゃべりしたり
健康であればマスクや検温はしない
当たり前だったことに制限がかかって不自由さを感じ同時に
自然とやれてたことの有難さを感じる。
人は不自由を感じてから
ようやく当たり前の日常に有難いと思うもの。
恵まれていたことに気づいたりする。
月や太陽は。
毎日当たり前に朝が来て夜になる。
そのサイクルで生活を組み立てているわたしたち人間にとっては
とても大きな役割を放ってくれていると思う。
当たり前過ぎて
大き過ぎて
遠すぎて
些かぶっ飛んでるとも思われがちだけれど
季節があり
作物をリンクさせると理屈も通る。
スタジオをオープンしてから
朝と夜のyogaの提供は意識してきた。
宇宙や自然の法則や哲学を学んでるわけではないけれど、
yogaの観点から
太陽や月・自然の存在に意識を向けるように自然となる。
凡人のわたしは
朝と夜、
瞑想やyogaを用いて
自分と向き合う行為をすることで
太陽や月・自然に意識を向けて、触れている。
そして、当たり前の1日を迎え、終えることに感謝に至る。
朝や夜にラベリングした
「当たり前レッテル」を外すと
太陽や月はとても有難い存在に変わる。
夕べの空。
見事に真っ暗。
月が姿を消した夜。
夏至と新月の重なった
陰陽エネルギーの変わる特別な日。
朝と夜のクラスをさせてもらった。
生徒さんたちを置き去りに
1人、空に舞い上がっていたような感じも
否めない、そんな浮遊感のあるひとときを
yogaを好きな人たちとともに過ごせたことは
この上なく幸せな時だった。
ふと、前日思いついたことを
夕べの月yogaクラスで提供させてもらった。
自作の短冊。
新月の月yogaクラスでは
願い事を浮かべてもらうことがある。
今回、コロナのこともあり
より有効でわかりやすく、楽しめる自分との向き合い方は
ないものかと考えていたら、良いきっかけに恵まれて思いついた。
DIYを趣味とするわたしは
細かな木材は自宅やスタジオにストックしてるから
逆に作る材料は
これしか浮かばなかった。
朝ヨガが終わってから
ちょうどあった小さな切り株を電ノコで輪切りして
ドリルで穴開けして
麻ひもを通してみた。
ヤスリをかけ始めたけど途中でやめた。
加工はせずに
デコボコした自然な感じの方がしっくりきた。
木の香りがいい。
見てくれはいびつだけど
わたしに今できることで
アイディアと愛情をかたちにできたことは
ひとまず良かったと思う。
夕べの月yoga。
静かな夜でした。
どんな思いで来てくれてるのか
どんなことをyogaに求めてくれてるのか
今、大事に受け止める時だと思う。
撮影に協力してくれた生徒さんの短冊。
ありがとう。。。
みんなが帰った後、わたしも書いた。
サラッと浮かんだことを可視化すると
心が軽くなるのがよくわかる。
みんな、素直に書いてくれてありがとう。
少しでも心の整理に繋がればいいなと願います。
新たな月のエネルギーに乗って
みんなの願いが広がって成就しますように。。。
健やかな毎日でありますように。
千葉由美子。